2006年10月05日
デザイナーと言う言い方が好きではありません。
利益追求の装置作りが主な業務です。作品作りではなく、商売の道具作りです。
陶芸、絵画、彫刻作品を作って、
人の生活に潤いを与え感動を与えるのは作家さんです。
まれに混同されますが、デザイナーと作家さんとは立ち位置の違う職種です。
(しかし自己発信する作家さんの要素も必要だと思います。
作家さんは自分の資金で自発的に作るのに対し、
我々デザイナーは依頼があってから施主さんの資金で作る請負い業です。
何をするにしても人のお金なのです。
そのお金が自分のお金だったら。。無駄は出来ないはずです。
利益追求のコマーシャルデザインなので広い意味で「広告、宣伝」の仕事だと思います。
空間を利用する人たちの時間を有意義に演出し、施主さんの夢、幸せ、繁栄、を願っています。
それが社会貢献に続くと信じています。
無から有を生むのは大変な作業ですが、楽しさは絶対条件と思っています。
誰かが損をする流れではプロジェクトの成立とは言えないと思いますし、
人間関係も続きません。良い空間にもならないでしょう。
繁栄はもちろんデザインだけで決まる訳ではありませんが、
商売として機能しない装置を作ってしまうと
施主さんの人生まで壊す事になる危険性を持った職業です。
華麗なデザイン・商空間。キラキラ輝いて華やか。
夢の有る世界に見えている事でしょう。(そう見えてないと困ります)
しかし表裏一体の危険性を忘れた事は有りません。
光が強い程、影も濃いですね。
特殊な職種に思われがちですが、
人々の生活に近い仕事をしているつもりです。
投稿者 hino : 2006年10月05日 21:51