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2007年03月29日

下地

写真が悪くて恐縮ですが、換気用排気ダクトが
トイレの天井となる部分の上にピッタリ3本通っています。

仕上ると隠れてしまう部分なのですが、上手く納まった設備や配管を見ていると
隠してしまうのが残念に思う場合も有ります。
無駄の無い機能美を感じます。

数年経過したお店で「なんとなく薄汚れているなあ」と感じる場合は
吸換気計画が上手く機能していない場合が多い様に思います。
外気が入って無い=換気しない。空気を流す事が大事です。
換気扇を沢山取付けても解決はしません。
ra-1.JPG
外壁は吹付け塗装の予定ですが、通常下地に使うラスボードでは無く
防水、強度に優れているラストップと言うボードを貼っています。
モルタルを厚塗りする必要が無く、クラック防止にもなります。
予めモルタルが塗ってある下地材でして、工程(コスト)の圧縮も計っています。
ra-2.JPG

下地関係のお話でしたが、建物の基礎、料理の仕込み、お顔のお化粧、
建築で言うとスケルトンインフィル。
仕上げは変えれても、下地から変えるのは大変です。
限られた予算の中で見えない部分は、ついグレードを落したくなる物です。
しかし見えない部分の下地計画は非常に大事と思っています。

投稿者 hino : 18:15

2007年03月20日

打合せ

初対面のお施主さんと打合せをして思う事。
プランだ。図面だ。の前に十分なヒアリングが大事です。
「とりあえずプランと見積り」これが一番悩みます。
「えいや!のプラン+どんぶり勘定の見積り」はお互いの誤解を生むからです。

物には「値段」という物が有ります。
特に工事には「激安」は有りません。
そんな業者さんが居たら紹介してほしいぐらいです。
「設計料、デザイン料は無料」とか、、嘘を言ってはいけません。

タイトなスケジュールの中、まずはお話をじっくり全部聞きます。
言葉に出来ないフワフワしたイメージまで全部聞き出したいんです。
意見も求められます。その際、希望を聞き過ぎてもダメ。
という所が難しい部分です。
当然ながら聞かな過ぎはもっとダメですが。

意見、提案を求められますが、信頼関係が十分に出来ていない時期では
発言には注意しています。
「はっきり言って下さいね」と言われ、はっきり言い過ぎて失敗した事も度々。
お相手の性格も読まなければなりません。

---と、言いつつ、そこまで気は使いませんけどね。

そうして出来上がるのが「叩き台のプラン」です。

まず3案程度の方向性を変えたプランを作成します。
そして1つの方向性を導きます。(入口位置、席数、各ゾーンのボリューム等)
大体5〜7案目で本番用のプランに固まります。お互いの意識の確認が出来ます。
10案以上になった事は有りませんね。
その時点で大まかな素材や価格帯は出来ています。
そこで「概算見積り」に入れます。

資金調達-物件探し-設計-施工。後になる程スケジュールが
タイトになってきますね。
お施主さんには、なんとか前段階の時間の短縮をお願いしたい所です。

余談ですが、施工の各業者の中でも差は有るのです。以下、一般論ですが、
基礎、配線配管仕込み、左官-下地関係の業者は比較的落ち着いてます。
現場もガランとしていて仕事しやすいですしね。
AMラジオなんか流れてたりして現場も平和な雰囲気。
造作工事-中間のほとんどを占めますが自分のペースで行なえる様です。
ここで他業者と意思疎通の出来ない方は困りますね。
自分の順番で造作工事をされたら困ると言う事です。
仕上げ-特に塗装関係。工程上最後になりますので大変みたいですね。
塗る物が出来て無い。塗る物が日野のダメ出しで工場で作り直し中。
結論的には現場監督さんの工程監理能力で決まります。
心づかいの出来る人。先読みの出来る人。現場の雰囲気を作れる人。
必ずしもベテランが良いかと言うと、そうとも言えませんね。
若くて経験の少ない監督でも、熱意が伝わると職人さんは動くもんです。
それが物づくりの現場のイイ所。
設計の立場で言わせて頂くと、デザインの理解出来る人。これにつきます。

投稿者 hino : 15:39 | コメント (0)