2007年03月20日
物には「値段」という物が有ります。
特に工事には「激安」は有りません。
そんな業者さんが居たら紹介してほしいぐらいです。
「設計料、デザイン料は無料」とか、、嘘を言ってはいけません。
タイトなスケジュールの中、まずはお話をじっくり全部聞きます。
言葉に出来ないフワフワしたイメージまで全部聞き出したいんです。
意見も求められます。その際、希望を聞き過ぎてもダメ。
という所が難しい部分です。
当然ながら聞かな過ぎはもっとダメですが。
意見、提案を求められますが、信頼関係が十分に出来ていない時期では
発言には注意しています。
「はっきり言って下さいね」と言われ、はっきり言い過ぎて失敗した事も度々。
お相手の性格も読まなければなりません。
---と、言いつつ、そこまで気は使いませんけどね。
そうして出来上がるのが「叩き台のプラン」です。
まず3案程度の方向性を変えたプランを作成します。
そして1つの方向性を導きます。(入口位置、席数、各ゾーンのボリューム等)
大体5〜7案目で本番用のプランに固まります。お互いの意識の確認が出来ます。
10案以上になった事は有りませんね。
その時点で大まかな素材や価格帯は出来ています。
そこで「概算見積り」に入れます。
資金調達-物件探し-設計-施工。後になる程スケジュールが
タイトになってきますね。
お施主さんには、なんとか前段階の時間の短縮をお願いしたい所です。
余談ですが、施工の各業者の中でも差は有るのです。以下、一般論ですが、
基礎、配線配管仕込み、左官-下地関係の業者は比較的落ち着いてます。
現場もガランとしていて仕事しやすいですしね。
AMラジオなんか流れてたりして現場も平和な雰囲気。
造作工事-中間のほとんどを占めますが自分のペースで行なえる様です。
ここで他業者と意思疎通の出来ない方は困りますね。
自分の順番で造作工事をされたら困ると言う事です。
仕上げ-特に塗装関係。工程上最後になりますので大変みたいですね。
塗る物が出来て無い。塗る物が日野のダメ出しで工場で作り直し中。
結論的には現場監督さんの工程監理能力で決まります。
心づかいの出来る人。先読みの出来る人。現場の雰囲気を作れる人。
必ずしもベテランが良いかと言うと、そうとも言えませんね。
若くて経験の少ない監督でも、熱意が伝わると職人さんは動くもんです。
それが物づくりの現場のイイ所。
設計の立場で言わせて頂くと、デザインの理解出来る人。これにつきます。
投稿者 hino : 2007年03月20日 15:39